白磁彩菓 肥前皿絵文様菓 鍋島文様(3種セレクト)

「鍋島文様」より3種の絵柄をセレクトし、3つ入りの小さい可愛らしいパッケージにまとめました。
お伝えしたいStoryはそのままに記しています。

《白磁彩菓 肥前皿絵文様菓 鍋島文様》では江戸時代から伝わる鍋島様式の中から代表的、特徴的な文様をセレクトしてご紹介します。

Story Note

鍋島焼とは江戸時代(1603年〜1868年)に佐賀藩の藩窯で焼かれた磁器を指します。鍋島藩窯では有田から離れた伊万里市大川内山に最も優れた職人を集め、厳格な管理の下で精緻で高品質、意匠性に富んだ作品を作りました。それらは藩主鍋島家から将軍家への献上品、大名家や公家への贈答品として、一般に流通することはありませんでした。
五代将軍綱吉の元禄文化の華々しい頃には(17世紀後半から18世紀初頭)、手間暇かけた色絵の最高級品を作り、上流階級の生活を贅沢に彩りました。しかし八代将軍吉宗の倹約令により(1716年以降)色絵具の使用が制限され、鍋島焼は色絵を用いない染付が中心になっていきました。鍋島藩窯は幕府による藩制が終了すると、明治四年(1871年)にその役割を終えました。


<染付鷺文>
三羽の鷺の絶妙な配置、愛らしい表情、迷いのない線、むらの無いだみ。最高峰の技術の結集といわれ人気が高い

<色絵芙蓉秋草文>
艶やかな赤い花が印象的な文様。青いだみの葉と緑と黄色の色絵の葉のバランスも素晴らしい

<青磁色絵桃宝尽文>
青磁と色絵、墨はじきの染付青海波、可愛らしい桃におもちゃ箱のような宝尽くしの絵柄。華やかな元禄文化の贅を尽くした豪華な一枚

賞味期限 2024年6月8日
  • 1,300円(税96円)